2006-02-05
■ココナッツとは
ココナッツはヤシ類ココヤシ属に属す植物で、マレーシアを始めインドネシア、フィリピン、スリランカ、ブラジル等の熱帯、亜熱帯に広く分布しています。1億2,000年も前から地球上に生育している非常に古い植物で、ナッツの種類と思われがちですが、植物学的にはプルーンやアンズと同様に核果に分類され、大きさは18mから大きい物では30m以上の高さになるヤシの木もあります。果実は厚い果皮の中に硬い殻があり、未熟果の果水はジュースとして使用されています。胚乳は絞ってココナッツミルクとして料理やデザートに使用されます。このココナッツミルクから作られるオイルがココナッツオイルです。ココナッツオイルは、他のシードオイルと比べて飽和脂肪酸の割合が高いため、酸化しにくくたいへん安定性の高いオイルです。
■ココナッツオイルの主な成分
ココナッツオイルには最近、健康オイルの成分として注目されている「中鎖脂肪酸」が含まれています。中鎖脂肪酸は消化吸収が速く、また、直接肝臓に運ばれ素早く分解されてエネルギーとなるため体脂肪になりにくいのが特徴です。さらに少量摂取しただけで蓄積した体脂肪まで一緒に燃やしてしまう面白い性質の脂肪酸です。さらにココナッツオイルには、人の母乳中にも存在するラウリン酸が豊富に含まれています。ラウリン酸は人の免疫力を高めると同時に、非常に優れた抗菌作用・抗酸化作用・抗ウイルス作用などが報告されています。 植物でありながら母乳に含まれる成分を含んでいる神秘的な植物です。
■VCOと他のココナッツオイルとの違い。
ココナッツオイルと言ってもたくさんあり、どこで何を比べてよいのか良く解らないのが現状です。VCOと他のココナッツオイルとの大きな違いは2つあります。一つは製油方法の違いです。ココナッツオイルの製油工程にはいくつかの方法がありますが、一般的には若くて青いココナッツの果肉を摩り下ろし、水を加えてココナッツミルクをつくります。十数時間から数十時間放置したあと、分離した余分な水分を取り除きます。その後に残った油分とタンパク質を分離するため冷凍、酵素発酵、加熱などの工程を得て、遠心分離機で処理されて製品となります。この方法で作られた製品がココナッツオイルやバージンココナッツオイル・エキストラバージンオイルです。この加熱を伴う従来の方法では、ココナッツオイルの一部が酸化し、フリーラジカル化する事が確認されています。当社のVCOは、加熱や圧搾を行なわない方法でオイルの抽出を行ないフリーラジカル化を最小限にとどめたオイルです。
■VCOの中鎖脂肪酸は、合成物ゼロのMCFA(MEDIUM CHAIN FATTY ACID)
現在、健康オイルで注目を浴びている中鎖脂肪酸や、他のココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸のほとんどが、※合成油(MCT)の分類になります。
VCOは製法にこだわり、含まれる脂肪酸のバランスを崩さずにそのまま分離しているため、中鎖脂肪酸(MCFA)になります。VCOはラウリン酸を多く含む天然の中鎖脂肪酸なので安心して摂取する事が可能です。
※MCTは別名トランス脂肪酸と言われ、欧米では過剰に摂取すると健康を害する油として、食品の栄養成分表示欄に含有量の明記が義務ずけられたオイルです。オランダやデンマークでは、トランス脂肪酸を含む油脂製品の販売を禁止しています。